GPU上でのFMMの木構造の構築について

Rio Yokota

Research output: Contribution to journalArticlepeer-review

Abstract

Treecode やFMM などのアルゴリズムはN 個の粒子同士の相互作用の計算量を精度と引き換えにO(N2) からO(N logN) もしくはO(N) に軽減することができる.これらの手法では,粒子をセルに分割し木構造を構築した後,その木構造を走査しながらセル単位で相互作用を計算する.このとき,木構造の走査は並列化が容易でありGPU 上での計算に向いているが,木構造の構築はGPU への実装の際に多少の工夫を要する.ここでは,GPU 上での木構造の構築の一例を示すとともに,性能向上に必要なアルゴリズム上の工夫に関する検討を行う.
Original languageEnglish (US)
Journalアンサンブル (Ensemble)
DOIs
StatePublished - Apr 30 2012

Bibliographical note

KAUST Repository Item: Exported on 2021-03-01

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